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介護職の夜勤とは?仕事内容やタイムスケジュールを詳しく解説!

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/12

介護職

24時間体制で入居者さんのサポートを行う介護職には夜勤がついて回ります。しかし、初めて介護職につく場合、夜勤をすることに不安を覚える人もいるでしょう。「本当に一人で仕事をこなせるのか」「長時間勤務に耐えられるのか」「深夜まで体力がもつのか」と、不安を抱えている人のために、夜勤の仕事内容や特徴について解説します。

介護職の夜勤の特徴

基本的に介護職の夜勤は「二交代制」と「三交代制」に分かれます。たとえば、二交代制なら8時~17時の日勤と、16時~翌日10時の夜勤という形でシフトを組みます。

一方の三交代制は早番が6時~15時、中番が13時~22時、そして夜勤は21時~翌日7時までというようなシフトが組まれます。夜勤の回数は施設によって異なりますが、月に平均3~4回というところが多いようです。

中には人員不足等で「月に6~8回も夜勤があった」という人もいます。そして休憩時間については、二交代制なら18時間という長時間勤務になるため、2時間の休憩があります。この時間に仮眠をとることができます。三交代制なら休憩時間は通常の1時間です。

介護職の夜勤中の仕事内容

介護職の夜勤中の仕事内容をご紹介します。今回は二交代制の長時間勤務の場合で解説します。

食事介助

夕食・朝食時の入居者さんへの食事介助を行います。また、食事の準備・配膳・下膳も介護士の仕事です。食事後の服薬補助・服薬確認も大事な仕事です。食事後には口腔ケアのお手伝いもします。

排泄介助

就寝時のオムツ交換やトイレ誘導を行います。日中はオムツを着用していない人でも、夜間はオムツの着用を希望する人も多く、1時間半~2時間に1回ほど、オムツ交換のために見回りをします。

就寝準備

夕食後にパジャマへ着替える際、介助が必要な人へは介助を行います。また、寝る前の眠剤の服用補助、オムツ着用なども行います。

起床準備

ベッドから車イスへの移乗や着替えのお手伝い、洗顔や口腔ケアを行います。

見回り

入居者さんの就寝後は定期的に見回りを行い、異変がないかを確認します。施設にもよりますが、大体1時間半~2時間に一回、オムツ交換を兼ねて見回りします。また、自分では体位が変えられない人へは体位変換行い、床擦れができないようにします。

引き継ぎ・介護記録の入力

夜勤で出勤した直後には、日勤者からその日の入居者さんの様子や伝達事項を引き継ぎます。また、翌日の日勤者が出勤した時にも夜勤者から引き継ぎを行い、夜間帯の入居者さんの様子を伝えます。そして、退勤までに介護記録の入力をします。

夜勤帯のタイムスケジュール

それでは、実際に二交代制の夜勤を例に、仕事の流れをご説明します。

施設によっても多少は異なりますが、基本的な夜のタイムスケジュールはこちらです。16時~出勤後に日勤者から引き継ぎを受ける。その日の様子や注意すべき点を聞き、夜間帯に備えます。17時~夕食準備・食事介助・服薬補助

1人で2人以上の食事介助を行うこともあります。18時~食後の口腔ケア・排泄介助・パジャマへの着替え補助。車いす利用者で1人ではベッドへ移動できない場合は、ベッドへの移乗を行います。21時~就寝。夜間にオムツが必要な人はオムツへの交換を行います。

また、眠剤の服用は就寝前のため、このタイミングで服薬介助・見守りをします。23時~5時の間は基本的に1時間半~2時間毎に見回りをし、そのタイミングでオムツ交換を行います。また、夜間にナースコールが鳴り、トイレ誘導を行うこともあります。

スタッフは5時までの間に被らないように休憩・仮眠時間をとります。5時~起床準備。口腔ケアやバイタル測定(血圧・体温など)、衣服への着替え、車イスへの移乗を行います。

6時~朝食準備・食事介助・服薬補助。8時~口腔ケア、排泄介助。その後、その日の入浴者の入浴準備やレクレーションに参加する入居者さんをフロアへ誘導します。9時~日勤者への引継ぎ、介護記録の入力。

夜間帯の入居者さんの様子や特異事項を日勤者へ引き継ぎ、夜間帯の介護記録を入力します。10時~退勤。

介護職員が夜勤に入るメリット

夜勤は長時間労働や深夜労働をしなくてはいけないので、体力的にも大変な仕事ですが、実は夜勤に入るメリットもたくさんあります。

夜勤手当で給料UP

施設にもよりますが、一般的には夜勤に入ることで「夜勤手当」がつくところが多く、夜勤一回あたり5,000~6,000円ほどが給料に上乗せされます。月に4回夜勤に入ると、基本給+20,000円以上にもなるので、これは大きな差ですよね。

プライベートが確保しやすい

夜勤に入る日は夕方まではフリータイムです。つまり午前中は半休という形ですね。そして、夜勤明けの日はお昼前には帰宅でき、その後は休みです。さらに、夜勤明けの翌日は休日というシフトが基本の施設も多く、必然的に連休となります。

日勤や遅番が続くよりも、夜勤に入る方がプライベートな時間が確保しやすいといえます。

夜間帯の方がゆっくりとした時間が過ごせる

日勤の仕事は食事介助や入浴介助、レクレーションやリハビリなどやるべきことが多く、一日中バタバタとしています。しかし、夜勤では基本的に入居者さんは寝ているので、比較的自分のペースで仕事をこなせます。

 

夜勤を経験したことがない人は、自分に夜勤ができるのか不安ですよね。しかし、今はバリバリ働いている先輩介護士さんも初めての夜勤を経験していますからね。やっていくうちに慣れてきて働きやすいと感じることもあるはずです。一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、必ず自分のためになります。頑張って経験を積んで立派な介護士になってくださいね。

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